「だいち」画像で流氷把握 一管本部 精度が大幅向上 【写真】 [北海道新聞]

「だいち」は宇宙航空研究開発機構JAXA)が一月に打ち上げた。撮影画像は、地上にある物体を個別に認識する「分解能」が、物体間が十メートル以上離れていれば複数あると区別できるほど精度が高い。

これまで、海氷速報作成には、東海大情報技術センター(東京)を通じて米国の地球観測衛星「テラ」の画像を入手し、利用してきたが、「テラ」の分解能は約三百メートルで、精度は大幅に向上する。

また、「だいち」はレーダーの性能が高いため、海上が雲や霧などで覆われても撮影が可能となり、流氷の位置や動きをより的確に把握できるようになる。

やっぱ自前の技術を持つというのは大事な事ですよ。