『宇宙へ 〜冷戦と二人の天才〜』を観た

昨日2・3話そして今日最終話。 深夜に連チャンとは随分とピンポイントな睡眠妨害ウェポンですね。 いやあもう面白かった! 自分の趣味としてはソ連の鬼のクラスタ化エンジンが垂涎なわけで、R-7でいきなりアレを成功に導くというのが感嘆の極みです。 しかしそこは熾烈な宇宙開発競争、犬・猿・そして人間と薄氷の上を猛進するかのごとく。 今でさえ失敗のある有人飛行を40年前に成功させたのには本当に痺れますね。
そして月ロケット。 史上最大のサターンロケットを打ち上げる史上最強のロケットエンジンF1! 核兵器に次ぐ凄まじいパワーを放出し、それを5本束ねて2000tの推進剤を2分少々で燃やし尽くす怪物エンジン。 これを完成させるために幾度もの試験と爆発を繰り返し、とうとう3人の宇宙飛行士を月にまで送り届ける事に成功。 このスケールのでかさにはもはや(゚Д゚)ポカーンであります。
かたやソ連では、同じく超巨大ロケットN-1を開発中にコロリョフが病魔に倒れ世を去り、そしてN-1は失敗に終わるというやるせない結果に。 しかしコロリョフの遺作であるソユーズが今なお現役というのは、ある意味では「勝ち」でしょうか。
それはさておき録画はバッチリ成功。 というかHDDデッキ本当に欲しい。