三菱重工、H2Aの打ち上げ費用3割削減へ [日経]

H2Aの打ち上げコストは100億円前後。これを商業衛星の国際的な打ち上げ価格といわれる60億―70億円に近づける方針だ。具体的なコスト削減策としては、H2Aの推力を維持するために取り付ける固体ロケットブースター(SRB―A)を、科学衛星打ち上げ用のロケット「M(ミュー)5」やその後継機と共通化する案が有力。すでにH2Aを現時点で保有・運用する宇宙航空研究開発機構JAXA)と機器の共通化に関する協議を始めた。

H-IIAとMシリーズ後継機を共通化させるといっても、量産と言えるほど需要が増えそうには思えませんが… M-V後継機もスペックダウンでいっちゃうのかなあ。 バリエーションとしてならアリだと思いますが、逆に強力な固体燃料ブースターの新規開発でH-IIBへの繋ぎとかにならないかなあ。
まあどちらにしても、十分な開発予算も与えられず「安かろう悪かろう」になってしまう事が無いよう願います。