宇宙の「防衛利用」解禁 自民委が新法制定の方針決定 [朝日]

平和原則はもともと宇宙条約に盛り込まれたが、国際的には「防衛目的」の利用は可能との解釈が一般的だ。自民党はこの日の宇宙開発特別委員会の小委員会(委員長、河村建夫文科相)で、「自衛権の範囲内での軍事利用」を新法で解禁する方針を確認した。

実現すれば、高性能の偵察衛星弾道ミサイル発射を探知する早期警戒衛星を、防衛庁保有、運用する道を開く。災害監視やテロ警戒など広義の安全保障にまで宇宙利用の幅を広げ、産業振興につなげたいとしている。

また、国が戦略的に宇宙開発、利用を推進できるよう、宇宙特命担当大臣の設置など行政の枠組みの見直しを政府に求めることも決めた。

とりあえずJAXAの予算が情報収集衛星に食われなくなれば