日本の人工衛星いろいろ

新しい太陽観測衛星を公開 [NHK]

陽の大気の状態などを詳しく観測し、太陽活動の謎の解明にあたるため、ことし9月にも打ち上げられる予定の日本の新しい観測衛星が完成し19日、公開されました。衛星はエックス線のほか、きわめて波長の短い紫外線などを使って観測を行う3種類の最新の望遠鏡を備えています。

SOLAR-Bが完成した模様。 おめでとうございます。

ブラックホール観測、次世代電波衛星の開発計画を発表 [読売]

宇宙航空研究開発機構は、地上の電波望遠鏡と連携して、ブラックホールなどを観測する電波天文衛星の開発計画を、20日開かれた文部科学省宇宙開発委員会推進部会で発表した。

衛星名は「アストロG」。1997年に打ち上げられ、昨年11月にその役割を終えた世界初の電波天文衛星「はるか」の後継機で、今年度中に基礎開発に着手し、2011年の打ち上げを目指す。同機構によると、「アストロG」の観測精度は「はるか」の約9倍を目指すという。

世界初の電波天文衛星としてVLBI(地上観測局と干渉させて高解像度を実現させる)など大きな科学成果を挙げた「はるか」の後継機がASTRO-Gとして具体的に開発計画が打ち出された模様です。 「はるか」よりも大きなアンテナを搭載する技術としては今年中にも打ち上げが予定されているETS-VIIIでも開発が進められていますが、現状いちばん心配なのはこれを打ち上げるM-Vロケットの進退なんですよねー(;´Д`)