ロケット部品製造設備が完成 [中国新聞]

2008年運用開始を予定しているH-IIBロケットの部品製造工場の一つが完成。

ドームは直径五・二メートル、高さ一メートルでアルミの超合金製。液体酸素用と液体水素用の円筒形タンクの上下に接合され、ふたの役割を果たす。ドームは高い精度と強度が求められ、これまで米国製だったが、広島製作所が国内メーカーとして初めて担当する。

製造装置は、金属板を回転させながら金型にローラーで押し当てて成形する国内最大級のスピニング装置や、ドームを数百度に熱し、水で急冷して強度を高める加熱炉と冷却装置などを備える。昨年三月から整備を進めていた。投資額は約二十億円。

これでまた一つ国産技術率が上がりましたね。