M5ロケットことしで廃止 宇宙機構、後継機開発へ [共同]

宇宙航空研究開発機構は20日までに、国産の固体燃料ロケット「M5」を本年度いっぱいで廃止することを決めた。
今後打ち上げる予定の科学衛星の多くを重さ500キロ程度にする方針で、打ち上げ能力約1・8トン、1機当たりの打ち上げ費用が約70億円と高額のM5を使うのは効率が悪いと判断した。ことし9月に予定する太陽観測衛星「ソーラーB」の打ち上げが最後になる。
26日開かれる宇宙開発委員会で報告する。
文部科学省は来年度の概算要求にM5の維持管理費を盛り込まず、打ち上げ能力を下げ、1機当たりの費用も25億円程度に抑えた後継機の開発に来年度から着手する。

やはりそうなってしまうか。 例のJ-1改?M-V-Lite? 安くて小型のものをバリエーションとして持つのはいいと思いますし、今より大型の科学衛星を打ち上げるなら今後はH-IIAなり使い分ければトータルの出費は抑えられるとしても、M-Vの代替となる中型のGXロケットの(滞っている)開発に先行して廃止してしまうと現在進行中のプロジェクトは立ち行かなくなるのではとそればかりが気掛かりです。