速報 - JAXA、M-Vロケットの運用終了、後継機の開発へ [毎日]

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日、科学研究目的で利用しているM-Vロケットについて、9月に予定されている7号機の打上げを最後に、運用を終了する意向であることを明らかにした。同日開催された宇宙開発委員会で報告した。後継となる次期固体ロケットについては、H-IIAロケットの固体ブースタ(SRB-A)を活用する案が有力と見られている。

M-V(ミュー・ファイブ)は全段で固体燃料を使用する国産大型ロケットで、旧・宇宙科学研究所(ISAS)が開発した。コストの高さが指摘されてきたが、JAXAは今後、低コスト・高信頼性の次期固体ロケットの研究に着手する意向。500kg以下の小型衛星の打上げを目的としたものになり、今後の中型科学衛星については、H-IIAロケットも含めた中からコスト等を考慮して選定するという。

H-IIAに中型衛星を単独で載せるとM-V以上にコスト高なので多分デシュアルローンチの事なんでしょうけど、要は目処が立っていないって事ですよねやっぱり。