NASA、次世代宇宙船の名称を「Orion」に決定 [MYCOM]

この"Orion"という名称は、最も良く知られている星座の1つであるオリオン(Orion)座からとられたという。アポロ宇宙船のようなカプセル型の機体になっており、直径は16.5フィート(約5メートル)、質量は約25トン。アポロ宇宙船の2.5倍以上の内部空間を持ち、国際宇宙ステーション(ISS)に6名、月探査には4名の宇宙飛行士を運ぶことができるとされる。

打上げに用いるロケットについては、すでに「Ares I」「Ares V」という名称が明らかになっていた("Ares"はギリシャ神話に登場する神で火星を指す)。OrionはAres Iによって打上げられ、月探査の際には、まず軌道上で月着陸船や地球離脱ステージとドッキング。それから地球離脱ステージの噴射で月軌道へと向かう計画だ。月着陸船と地球離脱ステージは、物資輸送用のAres Vにて打上げられる。

月ロケットAres Iに搭載するカプセル型往還機。 6人まで搭乗可能というのはカプセルとはいえ結構広そうですね。 流石にこのカプセルで直接火星まで行くわけではないでしょうが。 しかしAres Iはいつ見ても細いなw