技術試験衛星VIII型「きく8号」のクリティカルフェーズの終了について [JAXA]

宇宙航空研究開発機構JAXA)は、平成18年12月27日4時14分(日本時間)に技術試験衛星VIII型「きく8号」の姿勢制御を定常モードへ移行し、全ての状態が正常であることを確認しました。
これにより同衛星の運用は、クリティカルフェーズを終了し、初期機能確認フェーズへ移行します。

初期機能確認フェーズでは、現在のドリフト軌道から静止軌道(東経約146度)への軌道調整を約2週間かけて行うと共に、「きく8号」の共同開発機関である情報通信研究機構NICT)及び日本電信電話株式会社(NTT)と協力して搭載機器等のチェックアウトを約3.5ヶ月間行う予定です。

先日の大型展開アンテナ展開を経て、無事に定常モードへ移行したそうです。