宇宙戦争の時代 中国衛星攻撃兵器実験、商業ロケットを転用? 米専門家分析、軍事利用裏付け [iza!]

標的の気象衛星を破壊した弾頭の運搬手段について、米政府当局者はこれまで「中距離弾道ミサイル」としてきた。フィッシャー氏は同センターのウェブサイトで公表した分析報告で、実際に使われたのは、移動式中距離弾道ミサイル「東風21号」(DF−21)を商業ロケットに転用した「開拓者1号」だったと指摘した。
「開拓者1号」は2002年11月に珠海航空ショーで開発が公表された4段式ロケット。衛星の運搬能力は100キロとされ、固体燃料の使用によりわずか12時間で発射準備が可能だとされる。フィッシャー氏の分析が事実とすれば、中国が商業ロケットを軍事目的に再転用したことを示すものとなり、中国の宇宙開発が軍事利用と一体であることを改めて裏付けたかたちだ。

「開拓者1号」って2回打ち上げられてそのいずれも失敗していたと思いますがどうなんでしょう。