日本の衛星打ち上げで契約=ロシア [時事]

ロシア宇宙庁は19日、ロシアとドイツの衛星打ち上げ合弁企業ユーロコット社がこのほど、日本の経済産業省の外郭団体、無人宇宙実験システム研究開発機構の宇宙実証衛星(SERVIS)2号機の打ち上げ契約に署名したと発表した。
SERVIS2号機は2009年にモスクワの北約800キロにあるプレセツク射場から打ち上げられる予定。
SERVISは、民生用コンピューターや電池などの宇宙環境での耐用性を実証し、低コストの衛星生産に利用するのが目的。1号機は03年10月にユーロコット社のロケットで打ち上げに成功している。 

もともとはGXロケットで打ち上げる予定だったそうですが、GXのLNGエンジン開発難航のためロコットに変更された模様。 ロコットとは弾道ミサイルをロケットに転用したもので、投げ売り価格で超格安らしい。 気前良くH-IIAに、とはいかなかったようです。 ちなみにこのSERVISの衛星バス(ミッション機器を載せるためのガワ)はUSERS情報収集衛星にも使用され、実績が積まれております。