中露が共同で09年火星探査へ、宇宙でも戦略的協力 [読売]

計画では、中国製人工衛星、ロシア製探査機をロシアのロケットで打ち上げる。中国の衛星は火星の軌道上で宇宙空間のデータ測定を行う。ロシアの探査機は火星の衛星に着陸し、地表のサンプルを採取して地球に持ち帰るという。

中国の国防科学技術工業委員会が今年公表した第11次5か年計画(06〜10年)期間中の事業内容では、「09年9月と予想されるロシアの計画を利用し、中国側の衛星を打ち上げる」とされている。電離層などを測定、火星の水が消失したメカニズムを探るという。

これはデュアルローンチ? それともBepiColomboのように分離する形式なのでしょうか? ロシアはフォボスからのサンプルリターンを狙っているようですが、こちらも非常に重力の弱い天体なのでどのような設計になるのか見どころですね。 火星周回軌道からの帰還となると、ちょっと大がかりになりそうな気がします。