日本独自の「監視の目」に死角 衛星1基故障で今後4年 [産経]

内閣衛星情報センターは「常に4基を運用するには予備機を含め6、7基ないと足りない」(管理部)と計画の限界を認める。一方で、「当面は解像度向上を優先しており、衛星の製造着手から完成までに7、8年が必要だ。予備機を導入するなら今の倍以上の予算がかかる」と弁明する。情報収集衛星の運用に関する平成19年度予算は約600億円。

自民党河井克行国防部会長は、「他の衛星も耐用年数前に故障した場合、安全保障上、重大な支障が生じる。予備機の打ち上げなど開発、運用思想を変えるべきだ」と指摘。衛星開発の専門家も、「必要な任務に応じて性能別の衛星を組み合わせるべきだ」と話している。

「ひまわり」の頃からそうですが、実用衛星でさえ予備機も無しに綱渡り運用させるのはもはや伝統ですよね。 1つのトラブルがシステム全体に響くような余裕の無さというか、余裕かましすぎというか… 予算も無い、衛星も無いじゃ話にならないと思いますがw