「最も地球に似た惑星」欧州の天文台発見 表面に岩や海 [朝日]

欧州南天天文台(ESO)は24日、これまでに見つかった太陽系外惑星の中で「最も地球に似た惑星」を見つけた、と発表した。平均温度は0〜40度で、生命の誕生に不可欠な液体の水が存在できる。表面は地球のように岩や海で覆われているとみられるという。
「最も地球に似た惑星」(左)の想像図。赤色矮星(右)の周りを回っている=欧州南天天文台提供、AP
この惑星は、てんびん座の方角の、地球から20.5光年離れた場所にある。直径は地球の1.5倍、重さは5倍ほどで、これまでに見つかった太陽系外惑星で最も小さい。太陽より小さな恒星(赤色矮星(わいせい))を、13日間の周期で回っている。
惑星と赤色矮星との距離は、地球と太陽との距離の14分の1しかないが、赤色矮星の温度が太陽よりずっと低いため、水が液体で存在できる適温が保たれている。
観測チームは「将来の太陽系外の生命探査で、最も重要な探査対象になる」と強調している。

うほほっ、これは凄い! 生命が存在できる環境かどうかという点では、赤色矮星はフレアが激しくしかもこの惑星が恒星にかなり近いというあたりが気になりますが、こんなに近くて条件が揃っているとワクテカせざるを得ませんね。