天文

地球を脅かす太陽の巨大黒点 [ナショナルジオグラフィック]

NASAの太陽観測衛星ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(SDO)では、巨大黒点の動きを継続的に追跡。これまでにCクラス(小規模)の太陽フレアを27回、Mクラス(中規模)を8回、Xクラス(最大規模)を2回観測している。 現在までのところ大規模な太陽…

水星探査機「メッセンジャー」が見た月食 [AstroArts]

10月8日に見られた皆既月食は、地上だけではなく1億km以上彼方の水星からも観測された。画像は、部分食が始まるころ(日本時間18時18分)から皆既食が始まるころ(同19時18分)まで、水星を周回する探査機「メッセンジャー」が2分おきに撮影した写真をつなげ…

皆既月食を撮った

前回は3年前に種子島で撮影しました。幸い天気に恵まれたため欠け始めから最後まで見ることができました。

小惑星分裂の瞬間、ハッブル望遠鏡が観測 [AFP]

論文によると、太陽から約4億8300万キロの距離にある小惑星「P/2013 R3」は、他の天体との小規模な衝突を何度も経験したことで、長い間に壊れやすくなった可能性が高い。その後、太陽光による微小な影響を受けて、回転速度が次第に速くなった結果、ついに崩…

「はやぶさ」が観測した小惑星イトカワ 二つの小惑星が合体か くびれの両側で密度の違い [Response]

昨日紹介したニュースですが、より詳しく解説されていたので。 「ヤルコフスキー・オキーフ・ラジエフスキー・パダック効果」の頭文字をとった「YORP(ヨープ)効果」では、太陽光が小惑星の表面にあたる力、光が当たった表面からの熱の放射が合わさり、回転…

小惑星イトカワ、ラッコの頭は重かった [AstroArts]

2005年に探査機「はやぶさ」が行った接近観測から、小惑星(25143)イトカワは長さ540mのピーナッツ型の天体で、12時間周期で自転していることがわかっている。こうした不規則な形状を持つ天体の場合、不均一な熱放射により自転速度が変化すると考えられてい…

アイソンすい星 太陽に近づき蒸発か [NHK]

ニュースで報じられている通り、アイソンの近日点通過は衝撃的でした。自分はといえば、何とか欠片でもいいから戻ってこないかと淡い期待を抱いて最新観測情報をチェックしていたのですが… 通過後数時間は情報が錯綜していましたが、現状では近日点付近で分…

2013年11月22日 アルマ望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡で迫る宇宙初期の巨大天体ヒミコ [国立天文台]

アルマ望遠鏡で、重元素からなる固体微粒子が放つ電波、および炭素原子が放つ電波が全く検出されなかったということから、ヒミコにはこれら重元素が僅かしかないと考えられます。このため、ヒミコはビッグバンで作られた水素やヘリウムなど原始的なガスを主…

世界初、アイソン彗星を宇宙から4K動画撮影! 〜超高感度4Kカメラで/12月4日(水)には「NHKスペシャル」で生中継〜 [JAXA]

おお! 撮影に用いられたのは、NHKと宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で準備を進めてきた宇宙用の超高感度4Kカメラシステムです。今回撮影されたのは、アイソン彗星とオーロラです。なかでもアイソン彗星は、太陽の間近まで接近し、大量のチリとガスを吹…

本日のアイソン彗星 2013.11.23

ちょうど水星の真横に見える位置に来ました。これからはいよいよ太陽に近づいていくのである程度機材とコンディションが揃わないときつくなりますね。

本日のアイソン彗星 2013.11.18

今朝5時23分頃に撮影。ここ数日バーストで光量が増してきたことと、位置的にスピカが目印となりとても探しやすい状態になってきました。自分は今回初めて見つけたのですが、そこから撮影設定を変更していこうという時になって分厚い雲が張り出してきたため数…

宇宙という言葉はどこから来たの? [週アスPLUS]

宇宙クラスタでお馴染み金木犀さんが本業の文筆で週アスデビュー! 人が認識する世界観の全てを内包するような言葉として年代を経て知見を積み重ね、どんどんその範囲が拡大していったイメージなんですね。

ロシア隕石 イトカワ微粒子と似た特徴 [NHK]

鳥取県三朝町にある岡山大学地球物質科学研究センターは、ことし2月にロシア中部のチェリャビンスク州に落下した隕石の破片をロシアの研究機関から譲り受け、鉱物の組成や元素の同位体の割合などを調べました。 その結果、隕石には、1億数千万年前にほかの…

重さ570キロ、隕石の破片か 落下の湖で発見 ロシア [朝日]

同通信などによると、重さは約570キロ、直径数十センチ大。これまで見つかった破片で最も大きい。チェリャビンスクから約70キロ西にある落下現場のチェバルクリ湖で捜索が続けられ、9月の潜水調査で発見。水深20メートルの泥の中にめり込んでいたた…

ペルセウス座流星群を撮ってみた

いやーよく見えました。わりと光害の多いところですがピーク時には小一時間で10個くらいは明るいのを確認できましたよ。運良くいくつかがフレームに収まってくれました。

7月までのアイソン彗星動向と今後の予測 [AstroArts]

ハッブル宇宙望遠鏡の4月の観測から、アイソン彗星の核の大きさは直径4〜6km以下だとわかっている。彗星としてはごく平均的な大きさだ。彗星が近日点を通過して生き残れるかどうかを示す「ボートルの限界」に当てはめると、太陽の表面近くまで接近するアイソ…

新型の超広視野カメラが開眼、ファーストライト画像を初公開 [すばる望遠鏡]

アンドロメダ銀河は一般にも有名な天体で、日本やハワイから見える銀河としては見かけの大きさが最大のものです。それゆえ、従来の地上大望遠鏡ではその姿を一度に捉えることができませんでした。今回すばる望遠鏡に新たに搭載された HSC は、満月9個分の広…

2つの銀河の間に見つかった中性水素ガスのかたまり [AstroArts]

昨年の予備観測からは、2つの銀河が数十億年前に接近した際の重力相互作用で引きずり出されたガスと思われていたが、細長い形状ではなく、それぞれが矮小銀河に匹敵するほど大質量の濃いかたまりであることから、銀河とは別個のものと考えられる。銀河間空間…

ベテルギウスに謎の高温の斑点が発見 [VOR]

2012年7月、電子顕微鏡 e-MERLINで捉えられた映像には、高温ガスによる2つの点が移っている。斑点の温度は4000〜5000ケルビンで、星の表面の最高温度(3600ケルビン)よりも高い。 高温の斑点が現れた理由について、研究者らの間では4つ…

NASAが提案する「隕石飛来対策」に海外ネットユーザー驚愕 / NASA長官「祈ってください」 [ロケットニュース24]

ボールデン長官は「現在NASAが持っている情報の範囲では、これらがアメリカの存亡に影響を与える可能性はない」としながらも、「もしこの先の三週間以内に、隕石が飛来するならば、祈ってください」と発言し、公聴会参加者を驚かせたのでした。つまりは現段…

岡山大学にチェリャビンスク隕石を提供 [ロシアNOW]

ロシア科学アカデミーの研究者らは、すでに研究結果を得ている。主にケイ酸塩鉱物からなり、10%以下の亜鉛、鉄、クロム、コバルト、アルミなどの金属が含まれる。この小惑星の年齢はまだ定められていないが、これまでの評価から、約45億年と考えられている。…

「パンスターズ彗星」10日ごろから観測の好機 [読売]

パンスターズ彗星は、2011年に米ハワイ州の望遠鏡で発見された新しい彗星。ちりなどが混ざった氷でできている。太陽の近くを通ると熱で解けだし、長い尾をひいて輝く。 10日には、日没後に西の空の低い位置に見えるが、空が明るいので観察しにくい。彗…

小惑星、無事に通過 最接近の「2012 DA14」 [朝日]

こちらにタイムラプス動画がアップされていますが、凄いですよこれ。

火星より遠方の楕円軌道 NASAが解析 [産経]

NASAの担当者は「落下した隕石が、2012DA14の破片ではなく、全く関係ないことがこの軌道からも明らかだ」と説明している。 NASAは、アラスカの観測所が捉えた大気圏突入時の音波記録などを解析し、隕石の突入角度などから軌道を割り出した。…

NASA、ロシアの隕石は地球近傍小惑星「2012 DA14」と関係ない [sorae.jp]

アメリカ航空宇宙局(NASA)は2月15日、ロシアに落下した隕石について、同日に接近した地球近傍小惑星「2012 DA14」との関係はなく、単なる偶然だと発表した。 発表によると、2月15日にロシアに落下した隕石は地球近傍小惑星「2012 DA14」の軌道とは正反対で…

小惑星2012 DA14を撮影した

最接近が話題の小惑星を撮影できました! 天気が心配だったんですが快晴。今朝5時ごろに大阪から見てしし座付近を通過しました。 風がやたら強くて御覧の通り酷いブレ(´・ω・`) しかし想像していたより10倍くらい明るく写っていて驚きました。ISO12800で目…

ロシアに隕石落下、千人負傷 上空で爆発、激しい衝撃波 [共同]

うおっ!? ロシア南部ウラル地方のチェリャビンスク州周辺で15日午前9時20分(日本時間午後0時20分)ごろ、隕石が上空で爆発し、ロシア内務省によると同州の3カ所に破片落下の痕跡が見つかった。人口密集地への落下は免れたが衝撃波で大気が激しく…

初めてとらえられた?中性子星の回転ぶれ [AstroArts]

カナダ・トロント大学のMartin Durantさんらは2010年6月〜9月の再観測から、ほ座パルサーが120日周期で歳差運動しており、それによってジェットがらせんを描いているのではと見ている。歳差運動の原因として考えられるのは、中性子星が完全な球体ではなくほ…

ふたご流星群 2012.12.14

14日未明。1時間半で10個以上見えました! そのうちカメラのフレームに収まったものが3つ。いやあ今回は豊作ですねえ。

恒星系からはぐれた「浮遊惑星」を発見、欧州南天天文台発表 [AFP]

「CFBDSIR2149」と呼ばれるこの天体は、何らかの理由で母なる星の引力が及ぶ範囲から外れたと考えられている。宇宙空間を自由に漂う惑星は以前にも発見されていたが、この惑星と地球との距離は100光年余りで、これまで見つかった中では地球から最も近い。 カ…