久多良木氏退任では解決できない「成功体験」の恐ろしさ【コラム】 [日経]

一方、PS2の発売から数年間が経って、開発の手法がこなれてくるようになった。最初の厳しい環境にソフト開発各社がようやく追いつきパフォーマンスを出せるようになった。結果的にPS2は売り上げトップのハードとして君臨することに成功した。PS2の初期の開発チームが背負っていた厳しさについてSCEは深く考慮することはなかった。なぜなら、開発が容易になるということを売りにして挑んできた「ゲームキューブ」にも「Xbox」にも大勝できてしまったからだ。

結局、SCEはここで大きな間違った学習をしてしまったのではないかと思う。PS3のハード設計は、さらに難解で複雑になってしまった。今になってみると、SCEはPS2の時と同じく、最初は厳しくとも数年間の時間が経過すれば、ゲーム会社の技術力がキャッチアップしてくるだろうと甘く見ていたのではないだろうか。

ほうほう、なるほど。 SONYは独自規格に走りがちですしね。 まあ自分は特に欲しいゲームとあと本体を買う金が無い事がネックですね。 PSPはいじり甲斐のある機体なのでよく遊んでますよ。 何故か同僚2人が最近になってPSP買ってましたが、案の定モンスターハンターやってましたw