繰り返し100回使えるロケット 打ち上げへ計画案 宇宙航空研 [FujiSankei Business i]

繰り返し100回使える小型観測ロケットを開発し、2011年度の初打ち上げを目指すプロジェクト案を、宇宙航空研究開発機構の稲谷芳文宇宙科学研究本部教授らがまとめた。千葉市で19日から始まった日本地球惑星科学連合大会で発表する。打ち上げ後はパラシュートに頼らず、エンジンだけで発射場に帰還・着陸するほか、飛行中にホバリングもできるようにする。実現すれば世界初。

新ロケットは高さ8〜9メートル、重さ約8トン(燃料含む)。大型のH2Aロケットと同じ最も効率が良い液体水素と液体酸素を燃料とするエンジンを4基備え、このうち1基が故障しても飛行できるようにする。重さ約100キロの観測・実験装置を搭載し、最高で高度約120キロまで到達する。

おお、これはあのRVTですね。 これまでは基礎研究の段階でしたが、2011年初打ち上げとはかなり大きく出ましたね。 期待してます。