世界初、惑星観測専用衛星=11年度打ち上げ目標−東北大や宇宙機構など計画 [時事]

太陽系の惑星を専門に観測する世界初の科学衛星「TOPS(トップス)」を2011年度にも打ち上げる計画を、東北大大学院理学研究科の高橋幸弘講師らが20日、千葉市で開催中の日本地球惑星科学連合大会で発表した。宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部が進めている新小型科学衛星シリーズの有力候補で、同機構は12月をめどに第1弾を選定する。
TOPSは、紫外線用と可視光用の高性能望遠鏡計2台を搭載し、北極・南極の上空を通る軌道を周回。水星、金星、火星、木星などを集中して観測する。高橋講師は「ハッブル宇宙望遠鏡ではできなかった連続的な観測が可能となる」と話し、謎が多い大気の変動などの解明が期待される。

へえ、惑星専用の観測衛星というのは無かったんですか。 ちょっと意外でした。 最近連続して打ち上げて今後数年は現行機の運用がメインですが、また面白そうなのが。