太陽観測衛星:「ひので」の全観測データをネットで公開 [毎日]

国立天文台宇宙航空研究開発機構などは27日、太陽観測衛星「ひので」がとらえた全観測データを、インターネットで公開する。100万度のコロナが活発に動く様子など、太陽のダイナミックな活動を動画で見ることができるコーナー(http://hinode.nao.ac.jp/index.shtml)もあり、一般の人でも最新の観測成果を楽しめる。

「ひので」は昨年9月に打ち上げられ、同10月下旬に観測を始めた。搭載するX線望遠鏡は、以前の衛星「ようこう」に比べて分解能が5倍になった。活動が少なく「静穏領域」とされていた部分でも、活発な活動が起きていることを発見するなど、多くの成果を上げている。

天文台広報担当の殿岡英顕さんは「ひのでの性能をぜひ実感してほしい」と話している。

おおー、「はやぶさ」に引き続き「ひので」も観測データ公開ですよ。 今後も観測されたデータが逐次追加されていくようです。 なにしろひたすら撮影していくわけですから物凄い分量のデータで一つ一つ見ていくだけでも大変ですが、思わず見覚えのある画像を発見したりするとニヤリとしたり。 そういえば今月号のニュートンにも「ひので」特集がありましたが、次々に新しい発見がされているようで今後も楽しみです。
ベストショットを楽しみたい場合は、ひので(SOLAR-B) 最新ニュースあたりが一通り揃えられていて便利です。 高解像度のムービーなど多数UPされていてかなり見応えがあります。