小型科学衛星「れいめい」の現状と今後 [ISAS/JAXA]

これまでのところ、バス機器、観測機器とも不具合はなく、科学観測を行う上での寿命はオーロラカメラのCCDの放射線劣化で決まると考えられている。この劣化を考慮してもあと2年程度は観測可能であろうと考えている。2006年度のJAXA宇宙理学委員会にて「れいめい」の評価が行われ、 高い評価を受け2007年度中は観測を継続することが決まった。
2007年5月より情報・システム研究機構国立極地研究所との共同観測により、南極昭和基地多目的衛星データ受信システムを用いて「れいめい」データ受信を開始。これにより効果的な極域オーロラ物理研究の推進が期待できる。

ミッションは全て成功を納め、今後も観測運用をおこなうそうです。 磁気トルクによる三軸制御っていうのも面白いですね。 かなりの精度を出しているそうです。