「私の名前は偽造なのか」 “母の離婚前妊娠で無戸籍”女子高生…麻生外相の「偽造パスポート」発言で [痛いニュース]

母親が前夫との離婚成立前に出産し、出生届を出していないため戸籍がない滋賀県の高校2年の女子生徒(16)とその家族らが、現在の氏名でのパスポート(旅券)の発券を求めた問題で、生徒らが19日に大津市で記者会見し、今月に出発予定の海外への修学旅行を断念したことなど、心境を語った。

生徒は12日に外務省で陳情した際、麻生太郎外相が「君が言う名前で作ると偽造パスポートになる」と話したことに触れ「私の名前は偽造なのか。とても悲しく、今も立ち直れない。旅行はあきらめざるを得ない」とうつむき加減で話した。外務省は母親の前夫の姓での発券方針を示していた。

生徒の母親も「テーブルを挟んで外相がとても遠くにいるように感じた」と無念そうに話した。支援者らは今後、日弁連への人権救済の申し立てをする予定という。

いや、気持ちはわからんでもないよ。 親のゴタゴタはともかく娘さんは何も悪くないですし。 でもねえ、実際偽造パスポートになるんだから。 それも国際的に。 別にパスポートに限らず他の公式証明書、例えば免許証でも本名併記されますよね。 というかこれはそもそもパスポートどうこうではなく根本的に戸籍上の問題でしょ。 でなけりゃ際限無いですよ。 それを「私の名前は偽造なのか」とか言われても対応する人は困るでしょうねえ。 特例ばかり要求するより、現在使用している氏名で戸籍を取得すべく手続き面でしかるべき所に交渉すべきではないでしょうか。