H2Aロケット破片を回収 宇宙航空研究開発機構 [八重島毎日]

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これは宇宙航空開発機構が昨年の12月18日に種子島宇宙センターから打ち上げたもので、ロケットの先端に搭載された技術試験衛星「きく8号」を格納する「衛星フェアリング」と呼ばれる場所の一部。訪れた技術者は漂着現場などの確認や、主要な一部分の分離・回収作業を実施した。

黒島側からは、ロケットの破片の漂着が珍しいことや、近年は漂着物への関心が高まり、展示施設もあることから、黒島での展示を要望していた。      
しかし、フェアリングは輸出管理法令上の輸出規制物品に該当することなどから、漂着したフェアリングが収容されていた日本ウミガメ協議会附属黒島研究所(亀崎直樹所長)と宇宙航空研究開発機構とで調整を続けていた結果、この日に回収した以外の残りの大部分は「教育・学術研究目的および、平和目的に限って使用すること」を条件に黒島へ譲渡することで話がまとまった。

回収作業に当たった川上氏によると「これまで漂着が確認でたら、現地へ行き、すべて回収してきた。漂着地への譲渡は初めて」と言う。
来月には新たなロケット打ち上げを予定している多忙な時期に、現場のスタッフが来島したことから、夜には黒島研究所でロケットや宇宙開発についての講演も開かれた。
講演には多数の住民が駆けつけ、展示されることになったフェアリングの実物を前にし、詳しい説明や、模型を使っての解説、該当ロケットの打ち上げ映像などがスクリーンに映し出された。
講演を聴いた住民からは、「種子島に実際の打ち上げを見に行きたい」などの感想も聞かれるなど、漂着したフェアリングが縁で日本の宇宙開発への関心が高まっている。

黒島今日の出来事 7月5日

ダメ元で講演会などをしてくれないかとお願いしたら快諾してくれ、夜はロケットについての楽しい講演会をしてもらったのでした。

なんかちょっとした交流会みたいになったみたいですねw