「嫦娥一号」設計師:衛星の寿命最期に月面着陸試す [中国情報局]

葉培建氏:「嫦娥一号」衛星の寿命は1年だが、我々は順調な運行によって、その寿命を伸ばしたいと思っている。また、「嫦娥一号」B星を準備しており、「嫦娥一号」衛星の運行状況が非常にスムーズであれば、B星を改造し、レベルアップを図る。

嫦娥一号」衛星の回収は不可能で、可能性としては2つ考えられる。まず、月軌道のごみとなる。それ以外に、月面着陸という第2期プロジェクトへの利用を考えている。衛星が落下するとき、周回軌道を高軌道から低軌道に移した後、月面に落下する。「嫦娥一号」衛星の寿命の最期には、月面着陸を試してみることを検討している。

それは着陸というより硬着陸…平たく言えば「計画的な衝突」ですね。 最近の月探査機は寿命が来たら月面に落として飛散した土壌を観測して成分の分析を行なうのが普通になっています。