2010年代前半に月着陸 宇宙開発委が方針 [朝日]

ワーキンググループは「月探査に積極、果敢に取り組む」との報告書をまとめた。その中で、セレーネ2を最初の具体的な計画と位置づけた。

宇宙機構の構想では、無人の着陸機と月面探査車、データを中継する小衛星からなる。H2Aロケットで打ち上げ、月面の岩石などを自動的によけながらピンポイントでねらった場所に着陸。数百メートル〜2キロの範囲を探査車に走らせ、ロボットアームで石や砂などを調べる。

これまで着陸の精度は誤差1キロほどが限界だったが、セレーネ2では100メートルほどに高める。探査車は、月面の細かな砂の坂をのぼったり、自分の位置を正確に把握したりできるようにする。

かぐやの地上設備の流用や、小惑星探査機「はやぶさ」などの技術の活用で、開発費を約500億円に抑えるという。

今回の方針は、同委の長期計画に盛り込まれる見込み。今後、宇宙機構が、より具体的な計画づくりを進める。

まあ、まだ計画が発足したわけではないんですよね。 で何かしらが間に挟まって順延するのが常々… ってなわけで、ミッションの早期スタートを望みます。 ローバーや着陸機などの要素技術の開発はぼちぼち進んでいるようですけども。

アポロ17号から約40年ぶりの着陸となる可能性もある。

旧ソ連ルナ計画の事も思い出してあげてください…(´・ω・`)