実験失敗、テント破り落下 パラシュート開かず [十勝毎日]

今朝行われたCAMUIの打ち上げですが、ペイロードの分離機構が動作しなかった模様。

今回は昨年に続き、HASTICが公立はこだて未来大学の依頼を受けて実施。ロケットには同大学の3年生の学生が製作した500ミリ缶サイズの超小型衛星(CANSAT)を搭載し、全長2.9メートル、重量21キロ。実験ではCANSATが途中で切り離され、自律制御された布製の翼のパラフォイルを使って上空を滑空する予定だった。

試験はほぼ無風状態の中、午前7時から行われ、勢いよく飛び出した機体は数分後にビニール製のテント内に落下した。

同10時に町多目的航空公園で記者会見した伊藤副理事長は「学生の研究の成果に応えられず申し訳ない。司令室の場所や距離を再考し、今後につなげたい」と語った。

同規模の打ち上げ実験は来年3月に行う予定。

うーん残念。 今回は3機の打ち上げが予定されていましたが、ほかの2機はキャンセル。 カムイスペースワークスblogによると、2号機でも同じ不具合が見つかったため中止したそうです。 エンジンは完璧だったようなんですけどね… 今後に活かして欲しいと思います。 以下に動画あり