ESAの新宇宙輸送船「ジュール・ベルヌ」が完成、打ち上げは2月22日 [Technobahn]

ESAでは最低7機のATVを製造することを予定しており、2月22日に打ち上げ予定の1号機を最初に、2013年まで12ヶ月ごとに1機のペースで打ち上げを行う。

ATVは国際宇宙ステーションにドッキング後は、巨大なゴミ箱として利用されることとなっており、6ヶ月間に渡って国際宇宙ステーションから排出される廃棄物を溜め込んだ後は、大気圏に再突入することでゴミごと焼却処分される予定だ。

2月22日に打ち上げ予定の1号機には記念として名称の元となった19世紀を代表する著名なフランス人SF作家「ジュール・ベルヌ」の自筆原稿が搭載されて、宇宙へと運ばれる。

もちろん、このジュール・ベルヌの自筆原稿はその後、宇宙飛行士と共に地球に帰還し、宇宙まで運ばれたことのある原稿として、大切に保存される予定だ。

いよいよ来月のようです。 「きぼう」モジュール打ち上げは延期されましたが、2月はなかなかイベントが多そうですね。 しかし初飛行にそんな大事そうなものを載せるとはなんと豪気なw 成功を祈っております。 ちなみに日本のHTVは09年度。