地理院、竹島の2万5千分の1地図作製…衛星資料をもとに [読売]

国土地理院は韓国が実効支配している島根県隠岐の島町の「竹島」の2万5000分の1地形図を初めて作製した。

2万5000分の1の地図は、道路や観光地図などすべての地図の基になる基本図。これで北方領土を除いて日本全国の基本図が整備された。

これまで竹島は韓国が武力占拠しているため、基本図作製の原則となる航空写真撮影と現地調査が行えなかった。そのため、精度の低い衛星写真データをもとに作製された20万分の1の地図しかなかった。

韓国が設置した接岸施設や建物は、不法構築物として地図に記載していない。

これはグッジョブ。 現地調査や航空写真撮影は不可能ですので、こうするしかないんですよね。

国土地理院は当初、全世界の基本図の作製を主目的とした宇宙航空研究開発機構の陸域観測衛星「だいち」だけで地図作製を行う予定だった。しかし、高さ情報に誤差が大きいため、高さ情報は米国の商業衛星のデータを利用。

しかしまあ、なんですね。 確か竹島の1/25000地図は去年12月に発刊されているわけで、先日のあの報道後にこれをわざわざ持ってくるというのは…わざとやってんのかな? ちなみに「だいち」の数値標高データの誤差問題は既に対処に成功していますが、竹島はご存じのとおり地上基準点を設けられない地域なのでこの手法は使えません。 韓国側が設置しているものは使えないですかね、やっぱり。