豪政府 日本の調査捕鯨写真を公開 「提訴へ証拠得た」 [産経]

オーストラリア政府は7日、同国の巡視船が最近、南極海で撮影した日本の調査捕鯨船によるクジラ捕獲現場の写真を公開した。写真には、捕獲され船上に巻き上げられるミンククジラの「母子」とされる2頭が写っている。

ディーバス内相は「捕鯨を中止させるため国際法廷に提訴する証拠を得た。監視活動は成功だ」と述べ、当初20日間としていた巡視船の監視期間を延長すると語った。

国際捕鯨委員会(IWC)が指定した南極海のクジラの禁漁区(サンクチュアリ)での日本の調査捕鯨を違法と主張するオーストラリアは、国際海洋法裁判所への提訴など法的手段を検討中。証拠収集のため、1月上旬、税関の巡視船を出港させていた。

写真は同日付の大衆紙デーリー・テレグラフが1面に掲載。ギャレット環境相は「痛ましい。これは“調査”ではない」と語り、日本の捕鯨への反対の声が世界で強まるだろうと述べた。

同紙が主催している、日本に捕鯨中止を求めるオンライン嘆願書の署名は9万3000人を超えた。同紙によると、代表として15歳の少女が近く訪日し、民主党に嘆願書を手渡す予定。

「痛ましい。これは“調査”ではない」とか言われても、これは単なる捕鯨ですしねえ。 ちなみにこの2頭は親子でもありません

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「クジラを食用にすることに賛成ですか。反対ですか」との質問に対し、男性は70%が賛成と答え、40〜60代の男性では8割近い。これに対し女性の賛成は44%にとどまり、反対の34%と接近している。

また、「日本は南極海などで調査を目的として捕鯨を続けていますが、これに対して海外で批判が強まっています」としたうえで、「調査捕鯨を続けることに賛成ですか。反対ですか」と聞いたところ、賛成65%、反対21%で、賛成の割合はクジラ食用の質問より多かった。賛成は男性で75%、女性で56%だった。

反対されている、と前置きした設問だとむしろ賛成率が上がっているようです。 そりゃねえ、反対派の支離滅裂な主張を見れば見るほど…