超高速インターネット実験衛星 15日に打ち上げ [産経]

明々後日には自分も種子島行きですがまだ荷物の準備してません。 まあそこんとこは色んな意味でいつも通りなんでw

パラボラアンテナさえあれば、高速回線が未整備の離島・山間部や、地震などの大規模災害で地上回線が遮断された被災地でも、高速インターネットが可能だ。その場合、アンテナと各家庭を結ぶ高速回線を別に敷く必要がある。通信速度は落ちるが、家庭用パラボラアンテナで直接受信することもできる。

実験は7月ごろに始め、5年間で91テーマを計画している。小笠原諸島に設置した1台の大型パラボラアンテナと各家庭を結び、ネット環境を向上させる実験などを行う。

「きずな」の場合、帯域の拡大や多様な地域に対応するマルチビームアンテナ、雨天対策などが特徴ですが、

衛星の開発は平成15年度にスタート。317億円の費用が投じられたが、19年度には国内世帯の95%がブロードバンドを利用できる環境にあり、「時代遅れ」との指摘もある。

と打ち上げ前からえらい言われようでありますw そこで、地上インフラの整っていない離島やアジア各国への利用提供を視野に入れているそうです。 「だいち」などJAXAの観測データを利用してもらうためにこの衛星を介して配信するという話もありますね。

一方、H2A三菱重工業への移管後、2回目の打ち上げ。今回は第2段エンジンや、6号機失敗の原因となった固体ロケットブースターのノズル(噴射口)を改良した。商業衛星ビジネスへの参入をにらみ、3週間の検査期間短縮やコスト削減を図ったが、「打ち上げへの懸念は全くない」(同社幹部)と信頼性に自信をみせている。

こちらも見所。 第2段エンジンLE-5Bは振動を半減、固体ブースターSRB-Aは推力が事故以前レベルに回復しています。

インターネット衛星:高速通信網を実験「きずな」 アジア提供も視野に15日打ち上げ [毎日]

今回の打ち上げは三菱重工業に民間移管されて2機目にあたり、打ち上げ費用は109億円。

今回は点検手順の見直しなどでコストダウンを図っているそうですが、改良費込みなのか打ち上げ費用はそれほど変わっていませんね。 効果が表れるのは次回以降でしょうか。