GXロケット開発費、当初の3倍 1500億円の見通し [朝日]

同計画を中間評価する宇宙開発委員会小委員会での報告によると、液化天然ガス(LNG)を燃料に使う2段目エンジンの開発が難航し、開発期間が延びたことが最大の原因。予定する11年度打ち上げで、新たな施設整備が必要な種子島宇宙センター(鹿児島県)ではなく米国の射場を借りるなどして費用を抑えても総開発費は約1500億円に達するとした。

03年時点の計画では試験機を除く開発費450億円は、民間、経済産業省文部科学省宇宙航空研究開発機構が3分の1の150億円ずつ負担することになっていた。IHIはすでに400億円余を投じた民間側は事業化後の採算を考えると500億円程度までしか出せないとして、文科省宇宙機構が試験機も含めて700億円以上負担することなどを求めた。

ひええ… これは流石に「GX」としてはもう限界じゃないですかね。 H-IIAの開発費を超えちゃってますよ。