NASAが3000億円超で輸送業者を公募、ただし配送先は国際宇宙ステーション [Technobahn]
シャトル引退以降の話として。
14日に発表された募集要項によると、最低200トンの物資をISSに運搬することを条件に、最大31億ドル（約3100億円）の費用を支払うとしている。契約期間は2010年度から数年。輸送業者は必ずNASAの規格に合致した自前の宇宙輸送船を用意する必要があるなどハードルは高いが、NASAでは数社程度の応募があることを見込んでいる。
NASAでは2010年度から2015年度までの5年間で合計82.4トンの物資輸送の需要がISSで発生するものと予測しており、既に宇宙船の開発を進めている米SpaceX社など数社を対象にISSへの物資輸送業務を委託。民間部門で間に合わない分に関してはESAが開発を行った宇宙輸送船「ATV」などを活用する方針だ。
2年後から計200トンを3100億円でですか… これはめっちゃハードですね。 軌道船のみでしょうか？ ロケットの費用込みとなると血ヘドを吐く事態になりそうですしｗ 欧州のATVなどでもサポートするとありますが、ATVも1回の打ち上げ費用がアリアン5込みで約470億円とコストが高いので、今後比較的低コストのHTVが完成すればこちらも活用されることでしょう。 というかHTVでこれに応募できないか？と考えてみると、ペイロード6.5tのHTV1機が140億として軌道船だけで合計4000億超えてしまいますねｗ ソユーズ+プログレスくらい絞り込まないと厳しそう。
