三菱電、初の国産通信衛星を打ち上げ=8月にギアナから [時事]

三菱電機は17日、スカパーJSATホールディングス傘下の宇宙通信(本社東京)の次期通信衛星「スーパーバード7号機」の製造を終え、打ち上げ準備作業を開始したと発表した。8月13日に南米の仏領ギアナから打ち上げられる予定。日本の放送・通信事業者が運用中の人工衛星は現在18機あるがいずれも米国製で、国産の通信衛星が軌道上に投入されるのは初めてとなる。

科学衛星や技術試験衛星などは国産主導で開発していますが、商業衛星はスーパー301条により国際入札しなければならず、成熟する前に市場を閉め出された日本の衛星メーカーにとって商業受注は悲願でありました。 その先駆けとなる衛星が三菱電機が開発した「スーパーバード7号機」だそうです。 衛星バスは「ひまわり7号」や「きく8号」と同じDS-2000。 ちなみに同じ三菱グループでも三菱重工とは特に関係を持っていないので、H-IIAではなくアリアン5で打ち上げられる事になりました。 MHIも受注ガンガレ。