X線天文衛星 13年度打ち上げ [FujiSankei Business i.]

宇宙の大規模構造を担う銀河団の成長や、銀河の中心にある巨大ブラックホールの進化などの解明を目指す次期X線天文衛星「アストロH」(旧称NeXT)の開発計画案を宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部がまとめ、文部科学省宇宙開発委員会の推進部会が26日までに事前評価審議を始めた。

アストロHは、2005年7月にM5ロケットで打ち上げられて現在運用中の「すざく」に続く、日本の6代目のX線天文衛星。順調に運べば、来年度から開発に着手し、13年度にH2Aロケットで高度約550キロの周回軌道に打ち上げる。

宇宙機構の衛星開発費と運用費(H2Aの費用は含まない)は合計で約175億円が目標。観測システムの一部は米航空宇宙局(NASA)も資金を出して共同開発する。

すざく」に続く次期X線天文衛星NeXTは「ASTRO-H」に確定したそうです。 現在は次期電波天文衛星「ASTRO-G」も開発中で、こちらは2012年にH-IIAで打ち上げられる目標になっています。 科学衛星はしばらく間が空きますが、4年後はまた打ち上げラッシュですね。