「2008年国際航空宇宙展」が開幕 〜宇宙やロボット関連の展示をレポート [Robot Watch]
宇宙ネタ中心にレポ。 流石大塚さん。
「LE-X」は、H-IIAで使われているLE-7Aエンジンと同様に、第1段のエンジンとして検討されているもの。LE-7Aは世界的に見ても効率の良いエンジンではあるが、構造が複雑。LE-XはLE-7Aと同等の性能を維持しながら、部品点数を35%低減することを目標としており、シンプルで頑丈なエンジンになる見込みだ。説明員の話では、2〜3年後を目処に開発フェーズに入りたいということだ。
次世代ロケットエンジンのLE-Xは約3年後から開発に入る見込みだそうですが、縮小模型見ると随分とスッキリした構造になるんですね。
今後の大型化のスケジュールについては、2年後を目処に、推力800kg〜1tクラスを実現したいとのこと。2〜30kgのペイロードでマッハ2が出せるようになる見込みで、「これくらいになるとニーズはかなりある」と開発責任者の永田晴紀・北海道大学教授は見ている。
こちらはCAMUIですが、いよいよ大型化に向けて動き出すようです。
この他MRJや超音速実験機NEXST-1、ロッキード・マーチンのTHAAD(弾頭ハァハァ)、「橘花」のターボジェットエンジンなど新旧織り交ぜた展示がなされていたようですが、その中にさりげなくあの「心神」も。 あとGXが切なすぎる…