M5ロケット:「実物」展示 あすから神奈川・相模原のJAXAで [毎日]

計8機が製造され、打ち上げられた7機のうち6機が成功した。月探査機「ルナA」打ち上げ用の2号機は衛星の開発遅れのため中止となり、使い道がないまま、分割されてメーカーの工場などに残っていた。

廃棄には費用がかかり、現場から保存を求める声も寄せられたため、保存・展示を決めた。

展示されるのは、他号機に流用された一部部品を除き、ほとんどすべてが2号機の実物。第2段ロケットは今年3月に燃料の燃焼試験をしたばかりで、「まだ火薬の燃えたにおいが残っている」という。

同本部対外協力室の阪本成一教授は「M5は固体燃料ロケットの最終形ともいえる。機体の焦げ跡など、本物ならではの迫力を感じてほしい」と話した。

なるほど、全部が全部流用されたわけではなかったんですね。 実際に燃焼試験を行なった機体もあるそうで、これは是非一度拝んでおきたいものです。