JAXA相模原キャンパスで「M-Vロケット」の実機が公開 [Robot Watch]

>>上の表を見て分かるように、2号機の打上げが行なわれておらず、残っている部分を利用して展示機を組み立てた。ただ1段目に関しては、6号機に流用されてしまったので、予備品を使用。またフェアリングも本物にはコルクが使われており、雨に弱いという問題があるため、展示用のダミーが取り付けられている。

ちなみに、M-Vロケットは5号機以降で大幅な設計変更があり、そのため2段目が流用できずに残っていたのだが、推進剤がそのまま積まれていたので、今年3月に能代で燃焼試験が行なわれたのだという(火薬を積んだ状態で展示はできないので、それならばデータを取ってしまおう、ということ)。ノズルのあたりに「推進剤が燃えた匂いがまだ残っている」そうだ。