LRO、熱真空試験など終了 [sorae.jp]

NASAは12月22日、月探査機「ルナー・リコナイサンス・オービタ(LRO:Lunar Reconnaissance Orbiter)」の熱真空試験などが終了したと発表した。

試験は10月23日からゴダード宇宙飛行センターで開始され、ルナー・リコナイサンス・オービタは真空熱チャンバに入れられ、宇宙と似たような真空及び熱環境において、問題ないかどうかのチェックが行われた。

「我々はLROを高温で加熱したり、凍らせたり、振動させたり、電磁波による被爆など、様々な方法で試験を行った。試験も2008年1月から2500時間以上 、真空環境においては600時間以上実施した」

ルナー・リコナイサンス・オービタの試験について、システムエンジニアのデーブ・エバレット(Dave Everett)氏はこのように述べた。

また、ロケット打ち上げ時の振動に耐えられるかどうかの振動試験、音に耐えられるかどうかの音響試験なども行われ、ルナー・リコナイサンス・オービタの試験はほとんど終了した。

ルナー・リコナイサンス・オービタは2009年始めにケネディ宇宙センターに運ばれ、そして、2009年4月24日にアトラスVロケットに載せられ、ケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げられる。

来年4月打ち上げですか。 当初より微妙に打ち上げ時期が遅れてますが、開発は順調のようです。