ファルコン9、発射台へ [sorae.jp]

SpaceX社(Space Exploration Technologies Corporation)は1月10日、ファルコン9ロケットを初めてケープカナベラル空軍基地の発射施設40(SLC-40)の発射台にセットした。

発射台への取り付け作業はアメリ東部標準時間1月10日12時45分(日本時間1月11日2時45分)に始まり、ファルコン9ロケットは横たわっている状態のまま発射台へと運ばれ、ゆっくりと垂直に立てられた。作業は非常に順調に行われ、作業時間はわずか30分だった。

アメリカのスペースシャトルやロケットは、基本的に工場内で組み立てられた後、立った状態で発射台へと運ばれるのに対し、横のままロケットを発射台へと運び、発射台で立てるこの方式は旧ソ連、ロシアと同じである。

「ファルコン9ロケットの打ち上げに向けて、発射台にセットすることは、2009年最初の重要なステップだった」

今回の作業について、同社のイーロン・マスク(Elon Musk)CEOはこのように述べた。

なお、ファルコン9ロケットの初のデモ打ち上げは2009年前半に予定されているが、詳しい日時はまだ発表されていない。

ファルコン9が立った! うむ、しかし見事なカリ太。 コア機体部分は直径3.6m、フェアリングが直径5.2m、全長約55mであります。