縄文の竪穴住居「快適」 韮崎東中の河西君が庭に手作り、2ヵ月寝泊まり 研究コンテストで最優秀 [山梨日日]

韮崎市穴山町の河西正悟君(14)=韮崎東中2年=は、縄文人の生活ぶりを調べようと、自宅の庭に縄文時代の竪穴住居を造った。完成後、2カ月間にわたって住み、夏は涼しく、冬は暖かいことを突き止めた。研究結果を県立考古博物館のコンテストに出したところ、最優秀賞に選ばれた。「今度は弥生時代の生活を調べ、縄文時代と比較してみたい」と河西君。古代ロマンへの探求心は尽きないようだ。

竪穴住居造りは「これまでの研究の集大成」として決心。2007年夏から約半年かけて、家族の協力を受けながら自宅にあった竹やわらなどで高さ約3メートル、広さ約10平方メートルの住居を完成させた。造り方は同博物館の職員に聞いたほか、インターネットで調べた。

昨年8月と11月の2カ月間、住居に寝泊まりして室温を調べた。結果は8月の昼間の室温が外気温より約3度低く、11月は火をおこして暖をとれば12−13度を保っていた。「寝泊まりなんてできないと思っていた。でも住んでみると意外に快適だった」と振り返る。

すげええええ! 想像したよりも遥かに立派な竪穴式だった。 昔こんな秘密基地作ろうとしてよく失敗したなあ…