若田さん、太陽電池の設置始める…アーム操作で好プレー [読売]

国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の若田光一さん(45)は滞在2日目の18日(日本時間19日)、スペースシャトルで運び込んだ太陽電池パネルの設置作業を始めた。

太陽電池パネルと土台を含む構造物は全長14メートル、幅4・5メートル、高さ5メートル。ISSとシャトルのロボットアームを使い、シャトルからISSへ、リレー方式で手渡される。若田さんはISSのアーム操作の一部を担当した。ISS滞在は5月以降、現在の3人から6人に増員される。太陽電池パネルは、その活動を支える最重要機器。19日に結合され、パネルが開くとISSはほぼ完成形になる。

若田さんは同僚の飛行士が作業中、アームが太陽電池をつかむ際の留め具の位置が不適切なことを指摘、作業の安全に貢献した。ジョンソン宇宙センターで見守った古川聡飛行士(44)は「自分の仕事の範囲を超える素晴らしいファインプレー」と絶賛した。

早速トラスの取り付け作業が行なわれているようです。