侍ジャパン連覇! 延長戦で宿敵・韓国下す [スポーツナビ]

うおおおおおおっしゃあああああああ!

第2回ワールドベースボールクラシック(WBC)の決勝、日本vs.韓国が24日(日本時間)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行われ、日本が延長戦の末、5対3で韓国を破り、第1回大会に続く連覇を達成した。

日本は先発の岩隈が8回2死まで2失点の好投を見せるが、1点差で迎えた9回に3番手のダルビッシュ李机浩に同点タイムリーを浴び、延長戦に持ち込まれた。しかし10回、2死二、三塁の場面で、イチローがこの日4安打目となるセンター前への2点タイムリーヒットを放ち、勝ち越しに成功。その裏をダルビッシュが締めて、韓国との息詰まる接戦に競り勝った。

一方、終盤に粘りを見せ、土壇場で同点に追いついた韓国だったが、最後はクローザーの林昌勇が力尽き、昨夏の北京五輪に続く国際大会優勝は果たせなかった。

なお、大会MVPには3勝を挙げ、日本の連覇に大きく貢献した松坂が第1回大会に続き選出された。

いやもう9回裏に同点に追い付かれた時はすわサヨナラかと胃がキリキリしましたが本当によく凌ぎました。 あの試合の4失点を思い起こしてうわあああな気分になりましたが、次の10回表でイチローが値千金のタイムリー放って今度は変な雄叫び上げてしまいました。 あれはもう鳥肌総立ちですよ! ていうかこの試合4安打とついに目覚めましたね。 ダルビッシュ投手は次の回からは持ち直すだろうと思ってたので最後は安心して見ていられました。 岩隈投手も疲れが見えるまでは安定したピッチングでいいリズムでした。 これまでなかなか打ち崩せなかった奉重根投手から安打を繋いで先取点を奪ったのも本当に大きいですね。 いいかげん韓国と5戦もやって実のところうんざり気味でしたが、実に決勝戦らしい白熱した接戦で本当に見てて熱くなりましたよ。 韓国チームは最後まで粘り強いプレーで本当に強かった。 そして強豪との連戦を見事に乗り切って最後に韓国とケリを付けた日本代表は本当に凄かった。 連覇おめでとうございます!
ああ、これでまたしばらく代表チームが見納めかと思うとちょっとまた寂しくもあります…

結末をさらったイチロー「壁を越えた」 [スポーツナビ]

9回、2死までこぎ着けながら、ダルビッシュ有が同点タイムリーを許す。翌10回、日本はすかさず1死一、三塁のチャンスをつくったものの、代打の川崎宗則が打ち上げて、2死。ここでイチローが倒れていたら、その後の展開はどうなっていたか……。

だからこそイチローも、珍しくはしゃいだ。

「僕は(何か)持っていますねえ。最後に神が舞い降りてきましたね。あの打席では、日本がすごいことになっているだろうと思って、自分で実況しながらやっていました。普通は(そういう邪念が入ると)結果が出ないんですけど、壁を越えた感じです」

ジョークを交えながらの言葉。それは、あの場面がそれだけ厳しい状況であったことを表しているが、それまでの状況を合わせ考えれば、苦しい胸の内が容易に想像できる。

いやホント一時はどん底でもがいていたのに、雌雄を決する最後の最後で最高に美味しい所を鮮やかに掻っ攫っていきましたよね。 神が降りたっていうかもうあなたが神か?って感じだったんですがww 挽回して余りある会心の一打でしたよ。 試合後のインタビューじゃもうハイな感じで声が上擦ってましたが、そうもなるでしょうね。 本当に良かったです。

【WBC連覇】韓国ベンチはイチロー敬遠を指示 金監督が中央日報に語る [産経]

同電子版によると、金監督は同点で迎えた延長十回表二死二、三塁の場面で、イチロー選手と勝負したことについて、林昌勇(イム・チャンヨン)投手と姜●(=王へんに民)鎬(カン・ミンホ)捕手のバッテリーについて「 ベンチからサインが出て、それを捕手が理解した。 そして捕手が投手にサインを送ったが、安打を浴びた」と説明。ベンチはイチローとの勝負を避けるよう指示していたことを明らかにした。

金監督はさらに、「悔やまれるのは、はっきりと敬遠のサインを送っておくべきだったということだ。捕手が変わり、若い捕手が作戦のサインを投手と十分に疎通できなかった可能性もある。(中略)それが悔やまれる」とベンチとの意思疎通がうまくいかなかったことが敗因と分析した。

最後のイチローーの打席では直接勝負するのは避けるよう指示を出していたそうです。 まああそこで歩かせても当たっている打者が控えていたわけですしどうなっていたかは分かりませんが、明暗を分けたのはやはりあそこでイチローイチローらしいバッティングを出来たことですよね。 まさに最終局面でした。

WBC日本連覇で日経平均も一段高 [日刊スポーツ]

イチローが色んな意味で株を上げたようです。

原監督「イチローのセンター前は生涯忘れない」 [サンスポ]

韓国の5安打に対して、日本打線は15安打を放ったが、延長戦までもつれ込んだ

「もう少しね。うまい監督なら、もう少し点を取れたと思うんですけど。それでも、辛抱しながら全員で戦った」と反省を込めて振り返ったが、WBC連覇という偉業を達成したのは原監督である。

なんというミスター謙虚。 まだまだお若いんですから、際どい勝負を物にして世界一になったからにはきっと何か持っていますよ。 勝負に出た采配も当たりが出てましたし。