日本が俊輔FKで1−0勝利/W杯予選 [日刊スポーツ]

最終予選で日本はここまで4試合を戦い、2勝2分けで勝ち点8。ところがホームでは2戦2分けと勝ちがなく、この日も攻撃で決め手を欠く展開となった。

立ち上がりから2列目のFW田中、FW大久保がサイド攻撃を仕掛けるが、シュートを放つ前に、バーレーン守備陣の高い壁にはね返される。前半24分にはMF遠藤のCKから、DF中沢がヘッドで狙うが阻まれた。同42分には、MF中村俊のパスから飛び出したFW玉田が左足でシュートを放ったが、大きく枠を外れた。前半は0−0で折り返した。

重苦しい雰囲気の中で始まった後半。立ち上がりの2分、ついにゴールをこじ開けた。ゴール前左26メートルからのFKで、MF中村俊は遠藤に1度パスを出した後に左足を振り抜き、ゴール右上隅に決めて先制した。相手選手に当たってコースが変わる幸運も、日本に味方した。その後も終始優勢に試合を進め、1−0で試合終了。最終予選ホーム初勝利を挙げ、勝ち点を11に伸ばした。

これで日本は、試合のなかった勝ち点10のオーストラリアを上回り、A組1位に浮上した。日本は次戦の6月6日のウズベキスタン戦(タシケント)に勝てば4大会連続4度目の本大会出場が決まる。

サッカーもまた一つ駒を進めたようです。 少々攻めあぐねたのでしょうか?