シャトル打ち上げ成功、ハッブル宇宙望遠鏡の修理へ [朝日]

米航空宇宙局(NASA)は米東部時間11日午後2時1分(日本時間12日午前3時1分)、ハッブル宇宙望遠鏡の修理を行うためのスペースシャトルアトランティスフロリダ州ケネディ宇宙センターから打ち上げた。アトランティスは予定の軌道に入り、打ち上げは成功した。

アトランティスは2日後にハッブルに接近。ロボットアームで捕まえて貨物室の後部に固定し、修理作業の準備に入る。5回の船外活動による修理では、「宇宙起源分光計」などの観測機器を新たに設置するほか、観測に欠かせない姿勢制御装置の交換なども行う。飛行は11日間で、順調なら22日昼前に同センターに帰還する。

修理がうまくいくと、ハッブルは1990年の打ち上げ以来初めて「完全装備」となり、14年まで延命される。

何故かすっかり忘れていましたが、ハッブル修理ミッションのシャトルが無事に打ち上げられたようです。

アトランティス、耐熱システムを損傷 [sorae.jp]

飛行2日目、地球周回軌道に投入されたスペースシャトルアトランティスSTS-125・HST-SM4)の搭乗クルーらは、ロボットアーム(SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(OBSS)を用いて、アトランティスの耐熱システムを点検した結果、長さ約53cmの損傷が見つかった。

損傷は右翼で見つかったもので、打ち上げ時に外部燃料タンクの断熱材の一部が剥がれ落ち、耐熱タイルに衝突したためだと考えられる。ただ、NASAによると、この損傷はこすり傷程度で、ミッションへの影響もほとんどないだという。

今回もタイルに損傷が見られたようですが、かすり傷だそうです。