三菱電機が小型衛星に参入、生産コスト4分の1 欧米企業に対抗 [日経]

三菱電機は小型人工衛星市場に参入する。従来手掛けてきた中・大型衛星に比べ製作にかかる期間が約1年と半分、生産コストが約4分の1の衛星を開発。年度内の初受注を目指す。小型衛星は地形観測や宇宙実験などで需要が見込まれるほか、人工衛星の打ち上げ倍増目標を掲げる政府の宇宙基本計画も追い風。大型から小型まで幅広い供給体制を整え、先行する欧米勢を追い上げる。

通信や気象など長期間運用される重量3トン以上の大型、1.5トン程度の中型に対し、短期間の特定目的に使う小型衛星は300―500キログラム。三菱電機は高性能な姿勢制御や推進機能を持つ汎用的な基本装置を開発。受注に応じてカメラやセンサーを搭載することで製作期間やコストを削減した。受注価格は1基20億―30億円を見込む。

去年発表された件のものでしょうか? 最近は国内外から大型商用衛星の受注もゲットしだしてますし、これは期待。 NECは商業参入についてはどういう姿勢なんでしょうかね。