東京・川崎で初の感染、NYから一緒に帰国の女子高生 [読売]

東京都や川崎市などによると、2人は今月11〜18日、同高の40歳代の米国人女性教員(川崎市在住)、3年生徒4人(いずれも横浜市在住)と一緒に、「模擬国連」に参加するためニューヨークに滞在。19日午後2時前、コンチネンタル航空9便で成田空港に帰国した。2人は滞在先のホテルでは同室で、帰りの航空機の座席も隣同士だったという。

八王子市の生徒は、機内で39度の熱があったというが、機内検疫では、インフルエンザA型、B型とも簡易検査で陰性を示した。このため、マスクを着用し、バスで京王多摩センター駅まで行き、京王相模原線とJR横浜線で帰宅した。

しかし、20日未明に熱が40度を超え、母親が同日午前、八王子市内の発熱相談センターに電話で相談。発熱外来の簡易検査でA型陽性を示したため、そのまま同市内の感染症指定医療機関に入院した。同日夜、都健康安全研究センターの遺伝子検査で感染が確認された。病院側は21日午前0時ごろ、容体について「熱は36・8度で安定している」と説明。生徒は帰宅後は外出していなかったという。

川崎市の生徒は、機内で37・6度の熱とせきやのどの痛みがあったが、簡易検査ではA、B型とも陰性だった。バスでたまプラーザ駅まで行き、東急田園都市線などを使って帰宅した。熱が上がったため、20日正午すぎ、母親が市内の発熱相談センターに連絡。午後3時すぎに受診した時は38・1度で、簡易検査でA型陽性が出たため、そのまま市内の感染症指定医療機関に入院した。市幹部は20日夜、「熱は38度。症状は軽い」と説明した。

いよいよ関東にも上陸したようです。