アトランティス、エドワーズ空軍基地に着陸 [sorae.jp]

スペースシャトルアトランティスSTS-125・HST-SM4)はアメリカ東部夏時間5月24日11時39分(日本時間5月25日0時39分)、カリフォルニア州エドワーズ空軍基地に無事着陸した。

ケネディ宇宙センターの天候は悪くなかったが、雷雨の可能性があったため、結局、アメリカ航空宇宙局NASA)はケネディ宇宙センターへの帰還を諦め、アトランティスエドワーズ空軍基地へ着陸させた。

スペースシャトルエドワーズ空軍基地に着陸するのは2008年12月のエンデバーSTS-126)以来、約半年ぶり。NASAは今後、スペースシャトル輸送用航空機(SCA)を使って、アトランティスケネディ宇宙センターへ輸送する。

約13日間の飛行を経て、ハッブル宇宙望遠鏡の最後の補修ミッションとなった今回のSTS-125ミッションでは、計5回の船外活動が行われ、ジャイロやバッテリー、故障した機器の交換や修理、新しい観測機器の取り付けなどが行われた。今回の補修ミッションによって、ハッブル宇宙望遠鏡は2014年まで稼動できる見込み。

なお、今回の飛行はスペースシャトルにとって126回目の飛行で、アトランティスにとって30回目の飛行だった。

ハッブルの修理を終えたシャトルが無事帰還したようです。 お疲れ様でした。
次回の飛行は来月「エンデバー」がいよいよ「きぼう」の完成に向け船外実験プラットフォームを載せて打ち上げられる予定になっていて、その便で現在長期滞在中の若田さんも帰還します。