北朝鮮が核実験 短距離ミサイル3発も [朝日]

北朝鮮は25日午前、「自衛的核抑止力を強化するための措置の一環として、25日に地下核実験を成功裏に実施した」と発表した。国営朝鮮中央通信が伝えた。核実験は06年10月9日以来、2度目。前回と同じ北東部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)吉州郡(キルジュグン)豊渓里(プンゲリ)の付近とみられ、日本の気象庁など各国の観測機関が地震を感知した。日米を始め国際社会は反発を強めており、国連安全保障理事会は25日(日本時間26日早朝)に緊急会合を開き、対応を協議する。

また韓国国防省によれば、北朝鮮は25日午後0時8分、同5時、同5時3分に短距離ミサイルを発射した。1発目は咸鏡北道舞水端里(ムスダンリ)付近から射程130キロ程度の地対空ミサイルが発射された。2、3発目は地対艦ミサイルとみられる。

核実験、米中に事前通報 爆発規模は長崎原爆並みか [朝日]

韓国の李相憙(イ・サンヒ)国防相は25日、国会国防委員会での答弁で、北朝鮮による核実験の爆発規模がTNT火薬換算で5〜20キロトン程度になるとの見方を示した。20キロトンは長崎原爆と同等の規模で、韓国政府関係者は「初歩的な核実験としては成功した」と語った。同政府によると、北朝鮮は実験直前に米国に通報したという。中国にも通報していたとみられる。

韓国国防省によれば、25日午前9時54分ごろ、北朝鮮咸鏡北道(ハムギョンブクト)豊渓里(プンゲリ)の核実験場を含む同道吉州(キルジュ)郡でマグニチュード(M)4.4の地震を感知した。前回核実験ではM3.9を観測したとしている。

【北核実験】中国の軸足も「圧力」へ 胡指導部に怒り「重大な挑戦」 [産経]

中国外務省は25日、「北朝鮮が国際社会の反対を無視して再び核実験を行ったことに、断固として反対する」との声明を発表した。実験の強行は、中国がもはや北朝鮮を制御仕切れないという事実を、国際社会に示す決定的な出来事だといえる。それだけに胡錦濤指導部の怒りは強いとみられ、政府内には「重大な挑戦だ」(外交関係者)との受け止め方もある。今後は国連安保理の場で、北朝鮮との関係の軸足を「圧力」へ移していくとみられる。

2006年10月に北朝鮮が初めて核実験を実施した際、胡錦濤国家主席は「(北朝鮮は)中国の(中止)勧告を聞かなかった。国際社会の強烈な反応を知らしめる必要がある」と憤りを隠さなかった。実験が2度目ともなると「いっそうメンツをつぶされた」(外交関係者)といえ、そうした憤りは中国を、国際社会と歩調を合わせる方向へ向かわせるとみていい。

しかし、日本や米国など「国際社会」との間にはおのずと温度差がある。国境を接する北朝鮮朝鮮半島の不安定化を避けるには、北朝鮮に対する「軍事的手段」の行使はもとより、厳しい経済制裁も許容できないというのが本音だ。

あー、やりやがった… しかも今回のは相当な規模のようです。 先日は「衛星打ち上げだ」とか言って煙に巻いてましたがもう何の言い訳も不要でしょう。 もう全部アウト。 今回は何か譲歩を引き出すような素振りも見られませんでしたし、無駄な時間稼ぎは無しにしてさっさと締め上げてください。 流石に中露も庇いようが無いっていうかここまで好き勝手されてはいい加減頭に来てるでしょうね。