気象庁から「静止地球環境観測衛星(ひまわり8号及び9号)」を落札 [三菱電機]
おー、今回も三菱電機が気象衛星の落札に成功したようです。これはめでたい。
今回の提案で当社は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の技術試験衛星?型「きく8号」をベースに開発し、「ひまわり7号」にも用いた国産標準衛星バス「DS2000」を使用しました。「ひまわり7号」で培った経験を活かし、さらなる信頼性の向上とコスト削減を図った上で提案を行い、気象庁から総合的な評価を得て落札に至りました。
■静止地球環境観測衛星(ひまわり8号及び9号)の入札結果について [気象庁]
4月28日に入札公告を行った「静止地球環境観測衛星(ひまわり8号及び9号)の製造等業務請負」については、本日(7月17日(金))入札書の開札を行い、下記の者を落札者としたのでお知らせします。
記
1.落札者名
三菱電機株式会社
2.落札額
29,398,950,000円(消費税を含む。)
3.履行期限
平成26年3月31日
ていうか今回は入札段階から「ひまわり」なんですねw もはや一般名詞。落札価格は2機で約294億円だそうですが、前より価格が上がっているのはセンサの高精度化込みだからでしょうか。まあ国際入札で落札できたという事はこれでも安く収めたという事でしょうが。
衛星の重量はドライ1.3t、打ち上げ時3.5t。MTSATシリーズの航空管制機能が無いので軽くなってますね。ちなみにひまわり7号(MTSAT-2)はドライ1.7tでした。イメージ画像を見てもパドルがとても短くなってますしやはりかなりシンプルですね。衛星バスはやっぱりDS2000でしょうか。