日本人宇宙飛行士、2ヶ月に渡る同一下着着用実験に成功 [Technobahn]

この宇宙下着は、日本女子大学家政学部被服学科の多屋淑子教授を中心とする研究グループが開発したもので抗菌性、消臭性、吸湿性、速乾性に優れ、長期間着用しても臭ったり、汚れが目立ったりすることは少ないという特徴を持つ。

当初、この下着の着用実験は2週間の予定で日程が組まれていたが、2週間経過しても特に汚れや臭いが目立たなかったことから、若田宇宙飛行士の希望により、その後も長期着用が続けられたものとなる。

これまでISSの宇宙飛行士は3日に1度のペースで下着を交換し、使い古された下着は補給船の廃棄物コンテナに格納されて補給船が破壊的再突入する過程で焼却処理されていたが、この新下着の場合、数ヶ月に渡る連続着用が可能となるということもあり、その実験成果はNASAESAなども高い関心を示している。

2ヶ月は凄まじいですねw 3日に1枚だったものが60日に1枚になったとすると単純計算で1/20のコストですし、当然シャツやズボンなどの他の衣料でも実験してますので物資輸送のコスト低減にも繋がりそうです。何よりゴミとしてかさばらなくて良い。下の記事にも書いてありますが、医療介護の現場などでも需要があるようです。